映像の縦横比

NTSCの場合

NTSCのSD映像は、通常720x480 pixelで記録されます。しかし、両端の 8 pixelずつは無効領域とされ、704x480が映像領域となります。
704x480の領域が4:3となるPARは、10:11(=480*4:704*3)です。
また、無効領域を含めた720x480全体のSAR(sample aspect ratio)は、 30:22(=720*10:480*11)です。間違えて720x480の領域に対してSAR=4:3を指定 すると、若干縦に伸びた映像になります。

NTSC wideの場合

上記と同様にして、16:9の縦横比を実現するためには、PARを 40:33(=480*16:704*9)にします。
無効領域を含めた720x480全体のSAR(sample aspect ratio)は、 20:11(=720*40:480*33)です。


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